目次
JKC公認訓練士がおすすめするコーギーに最適なリード
コーギーのオーナーさんなら、ドッグランやオフ会で出会ったコーギーちゃん達がいろいろなグッズを持っていて、色々と気になることも多いかと思います。
今回は「リード」についてJKC公認訓練士の観点から最適なものを紹介したいと思います。
今回は「リード」についてJKC公認訓練士の観点から最適なものを紹介したいと思います。
Peachさんって、コーギー専門ブリーダーさんってだけじゃないんだ!
実は、ブリーディングを始める前は、警察犬訓練所で修行をして公認訓練士として、「警察犬」「災害救助犬」を育成していました。なのでPeach Lily Dogにはコーギーちゃんだけでなく、ジャーマンシェパードも仲良く暮らしています。
おすすめ「しない」リードのタイプ・形状
おすすめのリードをお伝えする前に、あえておすすめ「しない」リードのタイプ・形状をお伝えしたいと思います。
伸縮リード
結構使っている子を見るけど、「お奨めしない」リードのタイプ・形状なんだ!
伸縮リードは小型犬を中心に多くの方が利用されているかと思いますが、本来はお散歩で使用するものではなく、広々としたスペースでロングリードの代用品として使用するアイテムであるべきと思います。
伸ばし切った状態で、車・人・他の犬の往来など、急な対応をしなければならない際、即座に対応できず、ワンちゃんを守ってあげることが出来ず、怪我や事故に遭う可能性があります。可愛さだけで選んではいけません。
ハーネス&リードの組み合わせ
「ハーネス」も多くのコーギーちゃんが愛用しているのに「お奨めしない」なんで意外!
一般的に、「ハーネス」は前足から上半身を包み込む形状なので、犬の体から抜けにくく、犬が脱走してしまう危険性が低くなるというメリットがあると言われていますが、コーギーの場合、足が短いため抜けてしまうリスクがあります。
一般的に言われているメリットが全ての犬種に当てはまる訳ではないんだね!
また、「ハーネス」はリードから指示が伝わりづらく、ワンちゃんの引っ張り癖を助長してしまう恐れがあります。適切なリードを使用していたとしても、「ハーネス」によりリードからの指示が伝わらずワンちゃんからすれば、「よくわからないけど引っ張られてる?楽しいから引っ張っちゃおう」となってしまいます。
オーナーさんは、ワンちゃんのことを考えて、引っ張り癖のある子への負担を軽減するために「ハーネス」を選んでいるのに逆効果なんだね!
的確かつ適切な力で指示が伝わるリード選び出来れば、ワンちゃんとのコミュニケーションが深まると思います。
おすすめ「する」リードのタイプ・形状
リード・チョーク一体型
「リード・チョーク一体型」のリードは、首輪とリードの組み合わせと比べて、ダイレクトに指示が伝わるため、引っ張り癖のあるワンちゃんなどに効果的です。
「チョーク」って使ったことないなぁ〜
一般的に「チョーク」と呼ばれる「チョークチェーン類」はリードを長く持ったり、ワンちゃんに自分より前を歩かせたりすると、チェーンが首の下側の位置(ワンちゃんの肩に近い位置)に来てしまいます。この位置で引っ張ると、喉の柔らかい部分を押さえてしまう事になり、気管などを傷めてしまう危険性が生じます。
「リード・チョーク一体型」の場合は、「チョーク部分」が柔らかく軽いため、正しい位置に装着し、リードは短めに持てば、自然と適切な使い方ができるよう設計されています。
(リードを短く持つことで、飼い主さんの左横か体半分程度前までにワンちゃんが居るようになります。
この範囲にワンちゃんが居ると、チョーク部分は割合顎下に近い位置に来ているはずです。)
(リードを短く持つことで、飼い主さんの左横か体半分程度前までにワンちゃんが居るようになります。
この範囲にワンちゃんが居ると、チョーク部分は割合顎下に近い位置に来ているはずです。)
正しい位置で装着し、リードを真上に引く様な感じで指示を出せば、
顎下から耳の後ろ付近を通る位置辺りが締まり指示が伝わるんだね!
顎下から耳の後ろ付近を通る位置辺りが締まり指示が伝わるんだね!
Peach Lily では「Cesar Millan Nylon Training Lead™」を使っています。
このリードは一般的なリードに比べ短めに設計されており、自然と「リードを短めに持つ」ことが出来ます。また、ストッパー部分が硬すぎず・緩すぎず安全で使いやすいです。
このリードは一般的なリードに比べ短めに設計されており、自然と「リードを短めに持つ」ことが出来ます。また、ストッパー部分が硬すぎず・緩すぎず安全で使いやすいです。
Cesar Millan Nylon Training Lead™ スリップリードと犬のリーシュ -犬のためのトレーニングリーシュ (標準 (Standard), ブラック/タン (Black/Tan))
5
我が家のコーギーちゃんの普段使いのリードです
チョークとリードが一体型で扱いやすくオススメです
ラバーグリップリード
一般的なリードですが、「ラバー」が織り込まれており、グリップ性能が抜群!
急な引っ張りなど、リードが手から離れてしまいそうなリスクを大幅に軽減してくれます!
薄くて細いのですが、強度も抜群なので、太くて重いリードを使っている方にお奨めです
急な引っ張りなど、リードが手から離れてしまいそうなリスクを大幅に軽減してくれます!
薄くて細いのですが、強度も抜群なので、太くて重いリードを使っている方にお奨めです
Peach Lilyでは半分の長さで使うことも考慮して、<150cm>BLCラバーリード を使っています
ナスカンのサイズは「小」を選んでます。
(力の強い子にはナスカン「大」をお奨めします)
ナスカンのサイズは「小」を選んでます。
(力の強い子にはナスカン「大」をお奨めします)
ザ・ブラックラブカンパニー ラバー リード /150cm/レッド/ナスカン小/
4.53
Peach Lilyでは半分の長さで使うことも考慮して、<150cm>BLCラバーリード を使っています
ナスカンのサイズは「小」を選んでます。
(力の強い子にはナスカン「大」をお奨めします)
まとめ
不適切なリードを使うことで、ワンちゃんの引っ張り癖を助長することや事故の被害者・加害者になってしまう可能性が高まります。
可愛いさだけなく、「ワンちゃんに指示が適切に届られる」点を重視してみてください。
可愛いさだけなく、「ワンちゃんに指示が適切に届られる」点を重視してみてください。
Peach Lily Dogでは当犬舎の出身犬に限らず、全てのコーギーオーナー様向けに、コーギーを飼育する上で最適なモノや必要な情報を発信しています。実際に使ってみて、本当におすすめできるものだけを厳選してご紹介しています。この記事が面白かった方は、ページ下のシェアボタンから拡散をお願いします!